2008年5月17日

心身症を予防するには

心身症は病名ではなく、一つの姿をあらわしています。身体にあらわれるいろいろな病気も、こころと決して無関係ではありません。

日本心身医学会による心身症の定義では、「身体疾患のなかで、その発症や経過に心理社会的因子が密接に関与し、器質的ないし機能的障害が認められる病体を言う。」

「ただし、神経症やうつ病など、他の精神障害にともなう身体症状は除外する 」となっています。

心身症は、身体の病気の発症や経過にこころの問題が強く影響していると考えられるケースをさします。

心身症は、病名ではなく、病気の姿の名前で、ひろくとらえると、実際、いろいろな病気があげられます。

診断では、まず身体の病気が確定していることが前提となります。そしてそのなかで、環境の時間的変化に一致して、身体症状が変化するものを心身症とします。

心身症の背景には、自分の感情をうまく表現できないとう傾向があるといわれます。これは、失感情症といわれ、自分の感情をきちんと読み取り、それを言葉にするのがうまくいかないケースをさします。

無口や口数が少ないといったこととは違います。どんな形でも、感情をきちんと表現し、それが他者に伝わっているという点が大切になります。

感情が内に封じ込められてしまうと、そのはけ口はからだに向かい、身体症状として表現されます。たとえば、自律神経の失調を招き、いろいろな病気となって身体にでてきます。

普段から、自分の感情を素直に表現している、特に気にもとめないような当たり前のことが、実はとても大切になってきます。

心身症を防ぐポイントは、自分の気持ちを押さえ込まないていることです。

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