2008年5月6日

アレルギー疾患の原因について

アレルギー疾患の大きな原因は、室内に舞うハウスダストです。ハウスダストを減らすさまざまな工夫。できることからはじめるようにしましょう。

ダニがハウスダストの親玉 アレルギーの原因となる物質として、食べ物として、食べ物、薬品、花粉動物毒、金属などさまざまなものがあげられますが、一年中身近にあって多くの人のアレルギーの原因になっているのがハウスダストです。

その名の通り、家のなかの塵で、ほこり、ダニ、カビ、外からもちこまれた花粉、ペットの毛、人のフケやアカ、食べ物のカスなども含みます。

そのなかで、もっとも問題になるのはダニです。ダニは世界中で5万種類以上が確認されていますが、このうちアレルギーの原因となるのは、チリダニです。

チリダニには、コナヒョウダニとヤケヒョウダニの2種類があります。体長0.3~0.4mmほどで、肉眼ではみえません。

生きた成虫ばかりでなく、ダニの死骸や糞、卵の殻などもアレルギーの原因になります。特に糞には強いアレルギー性があることが、これまでの研究でわかっています。

人間のフケやアカ、食べ物のカスなどは、直接アレルギーの原因になりませんが、ダニのえさになるので油断ができません。

住宅と生活様式の変化でハウスダストが増加 人が生活しいくうえで、ハウスダストはどうしても発生するものです。ハウスダスト自体は昔から存在したものですが、近年の急激な増加にはいくつかの理由があります

住宅の気密性が高くなり、家のなかの換気が自然に行われなくなったこと、エアコンの普及で一年中室温が20度くらいに保たれるようになったこと、居間にカーペット敷いてソファーを置くというスタイルが一般になったことです。

ライフスタイルの変化により、ダニが繁殖しやすい条件が整えられてしまったわけです。さらにスギ花粉の飛散量の増加や身のまわりの化学物質が増えたことなど、複合的な要因も考えられます。

子供のアレルギーは、ハウスダストの影響大 アレルギーマーチということばがよく聞かれます。これは、年齢によってからだにあらわれるアレルギー症状が変わっていくことをさします。

だれもが同じ経過をたどるわけではありませんが、つぎのようにあらわれるケースが多いようです。

まず、消化機能や皮膚の抵抗力の弱い乳児期にアトピー性皮膚炎、幼児期には気管支喘息、学童期になるとアレルギー性の鼻炎や結膜炎、その後は花粉症と、つぎつぎに発症していきます。

一つの症状が治って、また別の症状がでる場合と、複数の症状が重なって現れる場合があります。

一日の大半を室内ですごす乳幼児は、ハウスダストの影響が特に大きいものです。幼い子供は自分の意思で部屋の環境を整えたり、外へでることができません。

おとなの気くばりが必要です。ハウスダストによってアレルギーの引き金が引かれると、その後、アレルギーマーチにのる可能性が高くなっています。

アレルギー疾患の発症をおさえるため、また症状を悪化させないためには、何よりハウスダストを減らすことが重要です。

ハウスダストを追放してアレルギーを遠ざける暮らし方 掃除 吸引力の強い掃除機を使いましょう。換気を撒き散らさないためには、静電気フィルターや水フィルターのものを選ぶといいでしょう。

家具の裏やベッドの下もわすれずにしましょう。家具の上にたまったほこりは、かたくしぼった雑巾でふき取ります。はたきがけは、ハウスダストを舞い上がらせるだけなのでひかえましょう。

エアコンのフィルターは、カビやダニの温床になります。こまめに掃除をするようにしましょう。畳はていねいに掃除機をかけて、一年に一回天日干しできれば理想的です。

換気、通風 天気のよい日は、できるだけ窓をあけて換気をしましょう。窓を開けられないときは換気扇をまわし、室内の湿度を低く保つようにしましょう。

部屋の通気をよくするため空気の流れる道に大きな家具を置かないようにしましょう。押入れにはスノコを敷いて、通気をよくします。天気のよい日はふすまを開け放しましょう。

家具は、壁から10センチほど離しておきます。壁にぴったりとつけると通気がとどこおり、ダニやカビが発生しやすくなります。

インテリア 寝具 ダニやほこりがたまりやすいカーペットはやめましょう。家具は、できるだけ少なくします。ほこりをためない、掃除をしやすくします。通気をよくするというメリットがあります。

布団は天日によく干し、そのあと掃除機をかけます。布団専用の吸い込み口は、電気店などで購入できます。

ふとんカバー、まくらカバー、シーツなどは、こまめに洗濯し、天日に干します。生地の目の密度が非常に細かく、ダニを通さない製品を使用するのがもっとも有効です。ぬいぐるみは、できれば置かないようにしましょう。

どうしても手放せないものは、こまめに丸洗いして天日に干すようにします。ペット 観葉植物 ペットの毛はアレルゲンになるので室内で飼わないことです。

観葉植物は部屋の湿度を上げ、カビ発生の原因になります。室内でなく、ベランダや風通しのよい玄関などに置きましょう。

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