2008年4月25日

血液のドロドロ状態と身体の健康

ドロドロ血液でライフスタイルがみえる 血液の流れは、赤血球や白血球、血小板などの血液成分によって決まります。毛細血管の流れは、食生活や喫煙、ストレスなどのライフスタイルを反映します。

毛細血管のなかをとどこおりなくサラサラと流れる血液は、いったいどういった血液のなのでしょうか。
サラサラといっても、それは水のようなものではありません。実際の血液はトロッとした生クリームのような粘度のある液体です。

指先などにちょっと怪我をして出血したときのことを思い浮かべれば、わかりやすいでしょう。
血液は細胞成分の血球と、液体成分の血漿とで構成されています。血球は、赤血球、白血球、血小板をさし、擬似毛細血管内の血液のサラサラ度に大きな影響を及ぼします。

一方の血漿には、タンパク質や脂質、ミネラル、酵素などが含まれ、これらの物質が血球の働きをサポートしています。

また、血漿は血球や栄養分を運搬するだけでなく、体温を調節する役割もあります。毛細血管の内径よりも大きい赤血球や白血球血液サラサラ検査で映しだされる映像は、実際の毛細血管のなかの血液の流れではありません。

MCAーFANという装置を用いて、人間の毛細血管と同じ内径に作った擬似毛細血管に採取した血液を流して、その様子を観察したものです。

モニターに映しだされれる映像は、装置に内臓された顕微鏡で拡大しているので大量の血液を流しているようにみえますが、実際にMC-FANのために採血するのは5ml、一回に流す量は、0.1~0.2mlとごくわずかになります。

毛細血管の内径は、およそ7マイクロメートルの前後です。これは実に私たちの髪の毛の直径の約14分の1という細さです。

ところが、文字通り髪の毛よりもはるかに細い毛細血管のなかを運ばれていく血球の直径はといえば、赤血球で8ミクロン、白血球で10~25ミクロンと血管の内径よりも大きいのです。

これらの血球は、たくみに身を細くして目にもとまらない速さで柔軟に変形をしながら、狭い毛細血管のなかを流れていきます。

ドロドロ血液の悪化要因は生活習慣にあった さて、健康なときには狭い毛細血管のなかでも問題なく流れている血液ですが、かたよった食生活や過剰なストレスなどの影響で血球の変形能が低下をすると、流れが悪くなってしまうことがあります。

サラサラ血液が上から下へスムーズに流れていくのに対して、ドロドロ血液では、赤血球どうしが重なり合って、白血球はベタベタと装置の壁にくっついたり、狭い通路をふさいだりしているうえ、小さな粒のような血小板が集まって通路の出口にぶら下がってしまいます。

水を大量に飲んだからと言って、血液が薄まってサラサラになるわけではありません。MC-FANによる血液の映像は、まさにライフスタイルを映す鏡のようなもとのいっていいでしょう。

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