肥満には、内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満があります。
皮膚のすぐ下に脂肪がつくと肥満と、おなかのなかに脂肪がつく肥満とにわけられます。たまりすぎた内臓脂肪からは、動脈硬化になりやすい物質が分泌されます。
肥満は、人の身体にさまざまな悪影響を及ぼしますが、肥満にもいくつかのタイプがあって、危険度の高い肥満とそうでない肥満とがあることがわかってきました。
特におなかのなかを輪切り状に撮影したCTの画像による診断では、筋肉と脂肪とが、どのような割合で、どこにどのくらいの量が分布しているかがひと目でわかります。
腹部のCT画像は、人間のおなかをちょうど、金太郎飴の断面のように、あるいは水炊きに入れる骨付きの鶏肉の切り口のように撮影した写真だと思えばわかりやすいでしょう。
脊椎と筋肉、肝臓や腎臓、腸などの臓器、そして脂肪とがはっきりと写っています。
内臓脂肪はメタボリックシンドロームの要因になります。
身体につく体脂肪は、大きくわけて皮膚の下につく皮下脂肪と、おなかのなか、おもに小腸のまわりについている内臓脂肪とに分類されます。
内臓脂肪がたまっているかどうかは、おへその高さで測ったウエスト周囲径やおなかのつかみテストでもある程度判定ができます。
内臓脂肪は皮下脂肪と比べてたまりやすい脂肪ですが、同時に、エネルギーとして燃焼しやすい=減らしやすい性質をもっています。
ただ、皮下脂肪と違って、内蔵脂肪からは体内の代謝にかかわるいくつもの物質が分泌され、さらに高血圧や高血糖、高脂血症などが加わると、悪循環になって動脈硬化がすすむことが明らかになりました。
それが、今大きな問題になっているメタボリックシンドロームです。
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