2008年4月21日

生活習慣病と現代人のライフスタイルの関係

現代人のライフスタイルと生活習慣病

自覚症状に乏しい生活習慣病は、日本人の死亡原因に深くかかわっています。ライフスタイルの影響が大きい病気を広い意味で生活習慣病とする考え方もあります。

日本人の死亡原因の6割を占める心疾患や脳血管疾患、がんは生活習慣病と深くかかわっています。

がん心筋梗塞といわれれば、生命にかかわる緊迫感を感じますが、生活習慣病とといわれると、ことばの響きがおだやかなこともあって、ほとんど生命の危機を感じないのではないでしょうか。

実際に、生活習慣病は多くの場合、なかなか自覚症状があらわれず、健康診断で指摘されてもほうっておくケースが少なくありません。

そのことが、生活習慣病と関連する死亡の増加につながっています。あらためて、生活習慣病とはいったいなにかということを考えてみることが大切です。

以前は、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満症などは、それぞれ別々の病気だと考えられていました。

しかし、動脈硬化などの研究が進むにつれて、特に肥満の人に複数の病気が重なることが多く、悪循環におちいることがわかってきました。

メタボリックシンドロームは、たとえ病気とはいえない予備軍の段階であっても、内臓脂肪型肥満に生活習慣病の危険因子が重なり、急速に悪化していくケースです。

がんは遺伝的な要因がかかわっている病気ですが、肺がん、大腸がん、乳がんなど、いろいろながんについては、ライフスタイルも発病に大きくかかわっています。がんも生活習慣病のひとつととらえることができるのではないでしょうか。

脂肪肝やCOPD、歯周病なども新しく加わった生活習慣病ですが、そのほかにも、胃、十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、胆石、痔、腰痛、頭痛、気管支ぜんそくなども、現代人のライフスタイルと深くかかわっています。

もちろん生活習慣の見直しだけでは治せない病気もたくさんあります。遺伝病やウイルスによる感染症などが、これに相当します。

生活習慣病の対応は、予防医療の実践例 生活習慣、ライフスタイルというのは、食習慣や運動習慣、生活リズム、飲酒や喫煙の習慣などをさします。

生活習慣病は、自分自身で予防できるだけでなく、自分自身で改善したり、悪化しない病気です。
生活習慣病への対応は、予防医療の典型的な実践例といっていいでしょう。

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