2008年5月12日

目の老化を防ぐには

目の老化を遠ざける対策は 目の老化のスピードを遅くして、病気のリスクを減らすための方法です。食生活と規則正しい生活が何よりも大切です。

目は活性酸素の影響を受けやすい器官です。目の老化の原因のひとつに活性酸素があげられます。

これは人の体の中に入った酸素の一部が変化したもので、他の物質と反応して、病原菌を殺してくれる半面、過剰に発生する細胞や組織を傷つけてしまいます。そして老化や病気を誘発させてしまいます。

そこで、人体には過剰に活性酸素が発生したときに、それを消去する抗酸化酵素が備わっています。ところが、40歳をすぎるころから、この抗酸化酵素をつくりだす機能が低下し、活性酸素をおさえることができなくなってきます。

活性酸素は、ストレスや紫外線、大気汚染、喫煙、過度の飲酒などの外的要因が刺激となって発生することもあり、年齢を重ねるほどその影響は強くなります。

特に目は、内臓などと違って外部の環境に接しているため、紫外線や大気の影響を直接受けやすくなっています。その結果、40歳を過ぎたころから、目にはいろいろな機能低下がおこってきてしまうのです。

活性酸素の悪影響を減らす生活を心がける 活性酸素を完全にシャットアウトすることはできないし、その必要もありません。活性酸素が適度にあることは身体にとって必要なことです。

活性酸素を必要以上に増やさないように、不要な部分を消去したり、悪影響を軽減する工夫をすることが、目の老化の予防と対策につながります。

消去したり、減らしたりするための工夫としては、抗酸化作用をもつ栄養素を、上手に毎日の食事のなかにとりいれていく。

特に抗酸化作用をもつビタミンやミネラルなどは、身体にとって欠かせない栄養素ですが、普通の食事では、なかなか必要な量をとることは難しいものです。栄養バランスを意識して食べるようにしましょう。
食生活に限らず、規則正しい生活を心がけることです。

目を酷使することはもちろん、喫煙や過度の飲酒、夜更かしなどの不規則な生活リズム、運動不足などが活性酸素を過剰に発生させ、目にダメージを与えてしまいます。

ウォーキングなどの適度な運動を行い、規則正しく、ゆったりした生活のペースが、目の健康に欠かせません。ちょっとでも異変を感じたら、早めの眼科医に相談することも大切です。

2008年5月11日

目の老化現象と目の病気

目には、加齢によるさけられない老化現象と、早期発見が大切な病気があります。定期的に眼科で検診を受けて、異常の早期発見につとめましょう。

目はものを見るための感覚器で、水晶体はレンズの役割をしています。水晶体は厚さをかえてピントを合わせ、入ってきた光を網膜に結ぶのです。

その情報は、視神経から脳へ送られ、色や形が把握されます。ところが、年齢を重ねると、水晶体がかたくなり、ピントを合わせるはたらきが衰えてきます。

これが老眼で、40歳を過ぎたころから、新聞をいままでより少し離したほうがみやすいと感じたり、パソコン作業などをすると目が疲れやすいと感じたりすることが増えて気づきます。

ものを見ることは、生活をするうえで重要な役割を果たしています。老眼は、だれにでもおこる加齢による老化現象ですが、目の老化をできるだけ遅らせるよう、目をいたわるようにしましょう。

加齢とともに増えるさまざまな目の病気 老眼の原因となる水晶体の機能の低下だけでなく、そのほか目の機能も加齢とともにおちてきます。

さまざまな病気が引き起こされます目の調子がおかしいと感じたときは、年のせい、老眼だから仕方がないと放置せずに眼科を受診することが大切です。

白内障 水晶体に白いにごりが生じ、見えにくくなったり、かすんだりする病気です。老化によって、水晶体のタンパク質が変質することが原因の一つです。治療法は、手術によって眼内レンズを挿入する方法です。

加齢黄斑変性 網膜の黄斑部というところに加齢による萎縮や出血がおこる病気です。黄斑部の中心部の萎縮が原因のものと、新生血管という異常な血管の血液が黄斑部にもれておこるものがあります。
滲出型は、急激な視力低下や、みようとする中心がみにくかったり、ゆがんでみえることから気がつきます。萎縮型は、病気の進行が緩やかで、視力はあまり低下しません。

この病気を片方の目に発症した人のうち約4割が、年数の経過とともにもう片方も発症しているので注意が必要です。

緑内障 視野がせまくなったり、視力が低下してくる病気です。いろいろなタイプがありますがもっとも頻度の高いのは、正常眼圧緑内障で、ほとんど自覚症状がないまま進行します。発症率は40歳以上の人の約5パーセントといわれています。

飛蚊症 白い紙などをみつめたときに、糸くずや虫のようなものがちらつく病気です。目の硝子体の老化が原因の一つです。

40歳を過ぎたら定期的に眼科検診を 目の病気では、症状を自覚したときには、かなり病状が進んでいることがあります。特に片方の目だけに症状があらわれている場合は、気がつきにくいので注意が必要です。

予防には、眼圧、眼底出血の有無、視野の異常のチェックなどの定期健診が欠かせません。最低でも一年に一回は、眼科で定期的に検査を受けるようにしましょう。

眼圧検査は目の内部の圧力を測定する検査で、人間ドックでも行われます。眼底検査は検眼鏡を使って、網膜の様子を観察します。

視野検査は、目の病気だけでなく、脳腫瘍の早期発見にも有効です。目の異常が発見された場合は、すぐに治療を開始し、現在の視力を維持するようにつとめます。

2008年5月10日

更年期と女性ホルモンの関連

女性には、特有のからだのリズムがあり、いくつかの節目があります。更年期を上手に乗り切ることが、老年期を穏やかにすごしていくポイントになります。

女性の一生には、初経、妊娠、出産、閉経といった大きなからだの節目があります。こうした女性特有のからだのリズムと深くかかわっているのが、卵巣から分泌される女性ホルモンのエストロゲンです。

卵巣は、思春期の初経を迎えたときから活発にはたらき、エストロゲンを分泌し始めます。さらに卵巣の機能が成熟して女性ホルモンが活発に分泌され、妊娠、出産が可能になります。この時期が性成熟期です。

一方で、徐々に卵巣の老化が進み、早い人で30歳代後半、遅い人でも40歳代前半ころからエストロゲンの分泌が低下し始め、やがて月経が止まって閉経を迎えます。更年期とは、閉経前後の10年間をいいます。

人生80年をこす現在、更年期は第二の人生のスタート地点にあたります。第二の人生を楽しく、はつらつとして生きるためには、更年期をいかにじょうずに乗り切っていくかが大きなポイントになります。

エストロゲンの減少が更年期の不調の正体エストロゲンが急激に減少していく更年期は、自律神経のはたらきが乱れて、動悸、のぼせ、頭痛、肩こり、冷え、気分の落ち込みなど、心身にいろいろなゆがみがでてきます。

更年期症状は、人間関係などのストレスを含めた環境要因も大きく作用し、本人の性格や体質なども複雑にからみあっておこります。

そのため、比較的軽い症状ですんでしまう人もあれば、つらく寝込んでしまう人もいるなど、症状や強さは人によってさまざまです。

女性ホルモン補充療法が治療の柱 閉経を迎えると、女性は心身の不調を更年期のせいにしがちです。

しかし、更年期症状と思っていたらほかの病気だったりすることもありますから、自己判断は禁物です。心身に不調がでてきたら、我慢をしないで婦人科や更年期外来、閉経外来などを受診するようにしましょう。

更年期障害の治療に最も有効とされるのが女性ホルモンを補うホルモン補充療法です。ホルモン補充療法は、のぼせや発汗、冷えなどの自律神経症状だけでなく、更年期から増えてくる萎縮性膣炎や性交痛、骨粗しょう症などの予防や改善にも効果を発揮します。

ただし、ホルモン補充療法には、メリットともにリスクもあります。また乳がんや子宮体がん、血栓のできやすい人など、ホルモン補充療法をさけたほうがいい場合もあります。

ホルモン補充療法を受けるときは、婦人科医の説明をよく聞き、理解した上で受けるようにしましょう。

2008年5月9日

老化を遅くする生活法

老化を早める真犯人が、体内に発生するフリーラジカルです。フリーラジカルの発生をいかに抑えるかが、抗加齢のポイントになります。

遺伝子、分子レベルの研究が進み、現在、科学者たちは老化を遠ざけることが可能だと考えています。

そうであるならば、健康寿命をできるだけのばし、納得のいく人生を送りたいものです。そのための生活上のポイントをあげます。

身体におこる急激な老化が健康寿命を縮める 高齢になっても元気に暮らしている長寿者たちに共通しているのは、老化の訪れが、緩やかであるということです。

たとえば、骨がスカスカになって寝たきりの原因になる骨粗しょう症という病気は、骨の老化によっておこります。また脳に病的な老化が進むと認知症を招きます。

こうした老化を遠ざけることが、健康寿命の延長につながります。細胞の老化が病気を招く 今、新たな医学の分野として最も注目をされているのがアンチエイジング医学です。

アンチエイジングというと、しみやたるみを目立たなくさせる美顔法や美容整形などを思い浮かべる人が多いかもしれません。

けれども、本来のアンチエイジングは、人間の健康寿命を最大限にのばすことをめざしています。

人は、身体を形成している細胞の働きが衰えてくると病気になります。そして病気になってくると細胞の働きの衰えは急速に進み、さらなる病気を招いてしまいます。

こうした悪循環を断ち切るためには、病気を引き起こす元凶となっている細胞の老化を身体のなかからできるだけなくしてしまうことが必要になります。

生活環境、習慣の見直しが老化を遠ざけます。生理活動によって絶えず体内に発生している活性酸素などのフリーラジカルが細胞を老化させるといわれています。

本来、人の身体のなかには、細胞を酸化させて老化や病気に導くフリーラジカルを防ぐ抗酸化システムという機能が備わっていて、どうにか均衡を保っています。

しかし、生活環境や生活習慣などから、体内にフリーラジカルが過剰に発生してしまうと、抗酸化システムが処理不能の状態になってしまい、いろいろな細胞がダメージを受けることになります。

活性酸素などのフリーラジカルの攻撃から身を守るためには、まず日常生活のなかから、フリーラジカルを過剰に発生させる原因を断ち切ることが大切です。

これまでの生活を見直して、好ましくない生活環境や習慣を改善していくことがとても大切です。

活性酸素などのフリーラジカルを増やして、老化を近づけてしまう生活とはどれもあたりまえによくないことと思われるかもしれませんが、こうした生活をさけるようにすると、体内に発生するフリーラジカルを減らしていく可能性があることがわかっています。

いつまでも若々しさを保ち、病気を防ぐためにも、ぜひ思い当たるポイントを改善するようにしましょう。

運動とフリーラジカル 老化を食い止めるには、筋力をつけることも大切ですが、運動をしすぎてしまうと、体内に取り込む酸素の量が増え、活性酸素などのフリーラジカルも大量に発生します。

そこで、おすすめなのがウォーキングなどの有酸素運動になります。有酸素運動によって、フリーラジカルに対抗する抗酸化システムが高まると考えられています。

なお、運動の前後に抗酸化食品の摂取を心がけるといいでしょう。オリンピック選手などの食事には、抗酸化食品がふんだんに取り入れられています。

2008年5月8日

病気の元凶はフリーラジカル

細胞を老化させる原因となるのが、フリーラジカルや活性酸素です。日本人の3大死亡原因は、がん、心疾患、脳血管疾患ですが、心疾患と脳血管疾患の大きな原因となるのが動脈硬化です。

動脈硬化を引き起こす真の悪玉は活性酸素 動脈硬化というと、これまでは悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールが原因だといわれていました。

しかし最近の研究では、LDLコレステロールそのものが動脈硬化を引き起こすのではなく、フリーラジカル、とくにその代表格の活性酸素が元凶である明らかになりました。

体内で発生した活性酸素は、血液中のLDLコレステロールと結びついて酸化させてしまいます。酸化したLDLコレステロールは、有害な酸化変性LDLコレステロールに変化して、血管壁の細胞を傷つけます。

そのため酸化変性LDLコレステロールができると、掃除や呼ばれるマクロファージが出動して、酸化変性LDLコレステロールを取り込んで除去してくれます。

酸化変性LDLを取り込んだマクロファージは、泡沫細胞に変化します。しかし酸化変性LDLコレステロールがたくさんあると、マクロファージのはたらきが追いつかなくなり、泡沫細胞が血管の内腔にたまっていきます。

これが動脈硬化の原因であるアテロームの成分になります。血管を老化させる真の悪玉は、この酸化変性LDLコレステロールを減らすことも大切ですが、フリーラジカルの発生をいかにおさえ、消去するかが大きなポイントになります。

糖尿病の深刻な合併症をもたらす犯人 フリーラジカルは糖尿病の発生に深くかかわっていますが、活性酸素などは糖尿病を悪化させ、合併症を引き起こします。

糖尿病は、血液の血糖値が非常に高い高血糖が続く状態で、活性酸素などのフリーラジカルが大量に発生し、同時にフリーラジカルを消し去るSODという抗酸化酵素作用の働きもあります。

フリーラジカルによって、毛細血管もぼろぼろになってしまい、失明を招く糖尿病網膜症、腎不全の初期段階の糖尿病腎症、神経障害などを招きます。

また、動脈硬化もすすんで心筋梗塞や脳梗塞をひきおこすことになります。遺伝子を傷つけて、細胞膜の働きを変化させるフリーラジカルは、がん化の大きな原因だだと考えられます。

そのほか、アルツハイマー病や白内障、胃炎、また糖尿病などが原因でおこるEDにも深くかかわると考えられています。皮膚のしみやしわも、フリーラジカルの仕業です。

フリーラジカルの発生を少しでもおさえるには、日常生活の改善をはかることが大きなポイントになります。

2008年5月7日

老化の仕組みとフリーラジカル

生命科学の研究が進み、老化の仕組みが解明されつつあります。老化を早め、病気をひきおこす犯人がわかってきました。

人は誰でも老化をします。しかし、老化によるさまざまな不調を感じる時期は、先に延ばしたいものです。

ただ老化するのにまかせるだけでなく、老化のメカニズムを知って、できるだけおだやかに生活を送ることが、健康の保持、病気の予防につながります。

そもそも身体の老化はどこからくるのでしょうか。人の身体は60兆個の細胞からできています。そのため一つ一つがそれぞれの役割をになって活動をしています。

ところが、年を重ねるにつれて身体のあちこちの細胞が傷ついて、本来の働きをしなくなります。身体の細胞は酸化しますが、一方で分裂、再生を繰り返しています。

年をとってくると、この再生力も弱くなってきます。老化をするということは、それぞれの役割を果たす細胞がへっていくことになります。

老化を進めるのがフリーラジカル 細胞にダメージを与えて老化を進めさせ、病気をもたらす真犯人として注目されているのがフリーラジカルです。

フリーラジカルというのは対になっている電子をもっている原子や分子のことです。あらゆる物質を構成する原子や分子、通常、電子を対でもっていて安定しています。

それが、フリーラジカルの場合、電子を一つしかもっていないために大変不安定な状態になっています。

そのため、近くにある原子や分子から電子を奪おうとします。これが酸化という反応になります。電子をとられた分子は、自身が不安定な状態になってしまうので、ほかの分子の電子をとって安定をしようとします。

いったんフリーラジカルが発生すると、酸化反応はつぎつぎと連鎖的に続いて、人の身体を構成している細胞を傷つけ、破壊し、老化や病気など、いろいろな害をもたらします。

このフリーラジカルの代表格といえるものが活性酸素といわれるものです。フリーラジカルや活性酸素は、人が生きていくうえで必要な呼吸やエネルギーの代謝など、生理活動によって常に発生をしています。

人の身体のなかでは、フリーラジカルや活性酸素による細胞の破壊に対抗するために、ビタミンCやビタミンEから酸化をふせぐ酵素をつくるシステムがあります。

体内の抗酸化力は、年齢とともに低下していきます。それは抗酸化酵素などをつくりだす細胞も、フリーラジカルや活性酸素によって破壊されるためだと考えられます。

男性は40歳くらいから、女性は閉経後に体内でつくられる抗酸化酵素の量が減っていきます。抗酸化酵素の量の減り方には個人差がありますが、抗酸化力が強い人ほど、老化のスピードが遅いことがわかっています。

2008年5月6日

アレルギー疾患の原因について

アレルギー疾患の大きな原因は、室内に舞うハウスダストです。ハウスダストを減らすさまざまな工夫。できることからはじめるようにしましょう。

ダニがハウスダストの親玉 アレルギーの原因となる物質として、食べ物として、食べ物、薬品、花粉動物毒、金属などさまざまなものがあげられますが、一年中身近にあって多くの人のアレルギーの原因になっているのがハウスダストです。

その名の通り、家のなかの塵で、ほこり、ダニ、カビ、外からもちこまれた花粉、ペットの毛、人のフケやアカ、食べ物のカスなども含みます。

そのなかで、もっとも問題になるのはダニです。ダニは世界中で5万種類以上が確認されていますが、このうちアレルギーの原因となるのは、チリダニです。

チリダニには、コナヒョウダニとヤケヒョウダニの2種類があります。体長0.3~0.4mmほどで、肉眼ではみえません。

生きた成虫ばかりでなく、ダニの死骸や糞、卵の殻などもアレルギーの原因になります。特に糞には強いアレルギー性があることが、これまでの研究でわかっています。

人間のフケやアカ、食べ物のカスなどは、直接アレルギーの原因になりませんが、ダニのえさになるので油断ができません。

住宅と生活様式の変化でハウスダストが増加 人が生活しいくうえで、ハウスダストはどうしても発生するものです。ハウスダスト自体は昔から存在したものですが、近年の急激な増加にはいくつかの理由があります

住宅の気密性が高くなり、家のなかの換気が自然に行われなくなったこと、エアコンの普及で一年中室温が20度くらいに保たれるようになったこと、居間にカーペット敷いてソファーを置くというスタイルが一般になったことです。

ライフスタイルの変化により、ダニが繁殖しやすい条件が整えられてしまったわけです。さらにスギ花粉の飛散量の増加や身のまわりの化学物質が増えたことなど、複合的な要因も考えられます。

子供のアレルギーは、ハウスダストの影響大 アレルギーマーチということばがよく聞かれます。これは、年齢によってからだにあらわれるアレルギー症状が変わっていくことをさします。

だれもが同じ経過をたどるわけではありませんが、つぎのようにあらわれるケースが多いようです。

まず、消化機能や皮膚の抵抗力の弱い乳児期にアトピー性皮膚炎、幼児期には気管支喘息、学童期になるとアレルギー性の鼻炎や結膜炎、その後は花粉症と、つぎつぎに発症していきます。

一つの症状が治って、また別の症状がでる場合と、複数の症状が重なって現れる場合があります。

一日の大半を室内ですごす乳幼児は、ハウスダストの影響が特に大きいものです。幼い子供は自分の意思で部屋の環境を整えたり、外へでることができません。

おとなの気くばりが必要です。ハウスダストによってアレルギーの引き金が引かれると、その後、アレルギーマーチにのる可能性が高くなっています。

アレルギー疾患の発症をおさえるため、また症状を悪化させないためには、何よりハウスダストを減らすことが重要です。

ハウスダストを追放してアレルギーを遠ざける暮らし方 掃除 吸引力の強い掃除機を使いましょう。換気を撒き散らさないためには、静電気フィルターや水フィルターのものを選ぶといいでしょう。

家具の裏やベッドの下もわすれずにしましょう。家具の上にたまったほこりは、かたくしぼった雑巾でふき取ります。はたきがけは、ハウスダストを舞い上がらせるだけなのでひかえましょう。

エアコンのフィルターは、カビやダニの温床になります。こまめに掃除をするようにしましょう。畳はていねいに掃除機をかけて、一年に一回天日干しできれば理想的です。

換気、通風 天気のよい日は、できるだけ窓をあけて換気をしましょう。窓を開けられないときは換気扇をまわし、室内の湿度を低く保つようにしましょう。

部屋の通気をよくするため空気の流れる道に大きな家具を置かないようにしましょう。押入れにはスノコを敷いて、通気をよくします。天気のよい日はふすまを開け放しましょう。

家具は、壁から10センチほど離しておきます。壁にぴったりとつけると通気がとどこおり、ダニやカビが発生しやすくなります。

インテリア 寝具 ダニやほこりがたまりやすいカーペットはやめましょう。家具は、できるだけ少なくします。ほこりをためない、掃除をしやすくします。通気をよくするというメリットがあります。

布団は天日によく干し、そのあと掃除機をかけます。布団専用の吸い込み口は、電気店などで購入できます。

ふとんカバー、まくらカバー、シーツなどは、こまめに洗濯し、天日に干します。生地の目の密度が非常に細かく、ダニを通さない製品を使用するのがもっとも有効です。ぬいぐるみは、できれば置かないようにしましょう。

どうしても手放せないものは、こまめに丸洗いして天日に干すようにします。ペット 観葉植物 ペットの毛はアレルゲンになるので室内で飼わないことです。

観葉植物は部屋の湿度を上げ、カビ発生の原因になります。室内でなく、ベランダや風通しのよい玄関などに置きましょう。